転職先を探す時に業界などについてはどう決めますか?
キャリアや働き方も大切な要素ですが、「業界」も重要ですよね。
そんな転職ですが、副業を行っている人においては7割の方が副業先を選択しているようです。
働き方の幅が広がったことにより副業を行う人が増加しました。
そんな方々が副業先へと転職を行っているとのことです。
今回は副業マッチングサービス「lotsful」が行った副業と転職の因果関係を調査についてご紹介します!
※この記事は「lotsful」に掲載されているプレスリリースを参照しています。実際の記事はこちらです。
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調査概要
■調査名
副業と転職の因果関係を調査
■調査元
パーソルイノベーション株式会社「lotsful(ロッツフル)」
※lotsful公式サイト:https://lotsful.jp/
※コーポレートサイト:https://persol-innovation.co.jp/
■調査対象
副業経験のある20代~40代の会社員(661サンプル)
■調査方法(期間)
インターネットリサーチ(2022年7月26日〜29日)
※Fastask(株式会社ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
結果のまとめ(サマリー)
働き方が以前と比べると格段に柔軟になり、副業も転職も活発化していきました。
そんな状況下での転職はきっと今までとは異なる様相なのではないかと思います。
果たして実際はどうなんでしょうか?
まずはサマリーからご覧ください。
- 結果概要①
- 副業をきっかけで転職が最も多いのは20代
- 結果概要②
- 4人に3人は副業先への転職を行っている
- 結果概要③
- 副業先への転職理由は「自分の力を試したい気持ちが強まった」から
- 結果概要④
- 転職するまでのリードタイムで最も多いのは「3か月~6か月」
副業をきっかけで転職が最も多いのは20代
- 副業がきっかけとなって、転職をしたことがありますか?
- ある(53.6%)、ない(46.6%)
副業がきっかけの転職を行ったことがある方が約半数いることがわかりました。
今回の調査では副業経験者への調査となるため、半数が転職を行い、もう半数は現職のままということが推測できます。
なかでも最も転職の比率が高かったのは20代でした。
20代は7割を超える方が転職を行っています。
そしてグラフを見ると一目瞭然ですが、年齢層が上がるほど副業をきっかけとした転職を行うひとが少なくなっています。
それでは副業先を転職した先でも行っている人はどの程度いるのでしょうか?
4人に3人は副業先への転職を行っている
- そのとき(Q1の続き)にどこに転職しましたか?
- 副業先(77.4%)、副業先以外(22.6%)
副業がきっかけで転職した方の中で、副業先へと転職した方が77.4%という結果になりました。
4人に3人が副業先へと転職先へと移動しているということで副業が本業へと昇華している方が多いようですね。
またこのような状況をlotsfulは以下のようにまとめています。
『副業を受け入れることで人材の流動性が高まり、優秀な人材の確保に繋げることができると考えます。』
副業者が多い業界とそうでもない業界があると思いますが、副業が広がることで人材の流動性が高まり、人材確保以外のメリットも出てくるのではないでしょうか。
副業先への転職理由は「自分の力を試したい気持ちが強まった」から
- そのとき(副業先への転職)の転職した理由はなんでしたか?
- 最多回答「副業を通じて自分の力を試したい気持ちが強まった」(38.4%)
副業先への転職はどのような理由があってのことなのでしょうか?
最も多く回答を集めたのは「副業を通じて自分の力を試したい気持ちが強まった」からでした。
副業が仕事などへの意識を変えるきっかけになった方が多いようです。
年齢別では、20歳~24歳、25歳~29歳、30歳~34歳において最多回答でした。
続いて多かったのは、「キャリアアップ・キャリアチェンジのため」です。
副業が軌道に乗り、副業の方で頑張っていきたい!活躍していきたい!と思う方も多いようです。
また、「転職先から強く誘われた」という方もいるようです。
この理由の部分を見てみると、副業がプラスの面に働いている方が多いことがわかりますね。
転職するまでのリードタイムで最も多いのは「3か月~6か月」
- 転職したのは、きっかけとなった副業を終了してからどれくらい後のことですか?
- 最多回答「3か月~6か月未満」(56.8%)
上記の質問はいわゆる転職までのリードタイムです。
きっかけとなった副業が終了してからどれくらいの期間、悩んだのかということを確認できる質問となります。
最多回答は、「3か月~6か月未満」で56.8%。
退職や入社の準備期間を2ヶ月位と考えると大体1ヶ月〜4ヶ月くらい悩む期間を設けている方が多いと考えられますね。
続いて「3か月未満」が16.7%とすぐに行動を起こしている方も結構いるようです。
ただ多くの方が、数ヶ月単位で今の会社との比較や自身のキャリアについて考えてから転職を決める方が多いことが伺えるような結果となりました。
副業が転職を変える?
今回のlotsfulが行った調査で、副業がきっかけとなり人材の流動性が高まるということが読み取れました。
より副業の選択肢が柔軟に広まってくると企業側としても副業を活用した人材確保についての可能性が高まってくるのではないでしょうか。
また大学生にはあるインターンの社会人版である「社会人インターン」のような意味合いもあり、よりマッチング性の高い転職ができる可能性があります。
どちらにしてもよりより転職ができることは日本の可能性を高めることに繋がるため今後に期待です!
それではここまでです。
最後までありがとうございました!🙇