2022年10月13日にGoogle初となるスマートウォッチ「Pixel Watch」が発売されました。
Androidユーザー待望の商品ですね。
現在、スマートウォッチといえば「Apple Watch」。果たしてその「Apple Watch」の対抗馬となるのでしょうか?
今回はそんな「Pixel Watch」について実際のレビューとともにご紹介していきます!
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ひと目でわかる!「Google Pixel Watch」の特徴一覧
パッと「Google Pixel Watch」の特徴を確認したい方向けに特徴をご紹介します。
詳細は続きをお読みください。
Google Pixel Watchの特徴まとめ
デザイン面
- 美しい丸型、ドーム状のデザイン
- 文字盤周りのベゼルがなく、スリムな印象
- 20種類以上のバンドをスタイルに合わせて選べる
- 圧迫感のない付け心地で、快適なスマートウォッチライフ
- ステンレスの80%にリサイクル素材した環境に配慮されたボディ
機能面
- 動作がなめらかで、情報を一目で確認できる画面
- 丸形のスマートウォッチに合わせて設計されたOSで滑らかで見やすいデザイン
- 『Googleマップ』『Google Pay』などのGoogleサービスに対応
- 『Fitbit』による業界最先端のヘルスケアとフィットネス機能搭載
- 音楽サービス『Spotify』、『YouTube Music』が利用可能
- NFCタッチ決済に加え、『Suica』に対応
その他
- 最大24時間のバッテリー
- 価格は39,800円〜と比較的安価
- 単体でインターネット通信が可能なセルラーモデルもあり
Google初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」とは?
Googleストアは次のように表現しています。
「GoogleとFitbitの最高の強みを組み合わせた初のスマートウォッチ。」
Googleストア
これまでも「Fitbit」のスマートウォッチを発売してきましたが、「Google」として『Pixel』が入ったスマートウォッチを出すことは初です。
『Pixel』が入った商品といえば、Googleのスマートフォン「Google Pixel」があります。
今回そこに第一世代のスマートウォッチ「Pixel Watch」とBluetoothイヤホンである「Pixel Buds」が仲間入りを果たした形となります。
腕時計らしさのある丸型のデザイン(外観)
まずは外観についてのご紹介とレビューを合わせて行っていきます。
なお簡単に「Apple Watch」との比較表も載せてありますのでご覧ください。
丸型でドーム状の腕時計らしさのあるデザイン
スマートウォッチと言うと「Apple Watch」のような角型ディスプレイのイメージが強いのではないでしょうか?
角型の方がディスプレイに表示しやすいという意図もあるのですが、腕時計とはまた違った印象だと思います。
「Pixel Watch」はそんな角型とは対照的な丸型を採用しています。
また横から見ていただくと分かりますが、ぷっくりとしたドーム状になっています。
洗練されており、つけることが怖くなるような美しさです。
環境に優しく美しいステンレス素材の側面
ボディの側面はステンレス素材を仕様。
カラーリングは以下の3種類です。
光沢仕上げがされており、よく光を反射するため美しくオシャレです。
ただ側面のカラーについては印象が大きく変わるほどの違いはないと思います。
やはりバンド次第というところでしょうか。
そしてポイントなのがこのステンレス、実はリサイクル素材を使用しています。
本体のステンレスの80%がリサイクル素材だとのことでした。
ボタンは2つ
ボディにはリューズ(竜頭)とサイドボタンが備わっています。
触覚的なリューズは、前後に回すことで画面をスクロールしたり、押すことでアプリ一覧を見ることができます。
サイドボタンは、押すことでアプリや項目の選択、1つ前の画面に戻るといった操作が可能となっています。
リューズがあることでデザインにアクセントが生まれますね。
ボタンの位置がポイントです。
「Apple Watch」はボディ上部にあり、「Pixel Watch」は中央やや下よりにあります。
もしかしたらギャップで押しづらいということもあるかもしれません。
デザインを決めるバンドと最高峰のフィット感
上記しましたが、デザインは側面ではなくバンドで決まりそうです。
販売から日が浅いため「Apple Watch」のように沢山の替えバンドが販売されているわけではありません。
Googleからは今のところ7種類が用意され、現在は5種類が販売中です。
※2023年春に残りの2種類「メタルメッシュバンド」と「クラシックメタルリンクバンド」が発売される予定です。
〈アクティブバンド〉
耐久性と防水機能が高く、スポーツなどに最適なバンドです。
★カラー(5種類)
Lemongrass、Charcoal、Obsidian、Chalk、Hazel
★サイズ(2種類)
S、M
★値段
¥6,300
※詳細はこちら
〈ストレッチバンド〉
伸縮自在の素材で1日付けていても快適です。カジュアルなシーンにおすすめです。
★カラー(3種類)
Linen、Rose、Obsidian
★サイズ(5種類)
XS、S、M、L、XL
★値段
¥7,800
※詳細はこちら
〈ウーブンバンド〉
リサイクルして作られたハイテク素材を用いたバンドでカジュアルなシーンにおすすめです。
★カラー(3種類)
Lemongrass、Coral、Ivy
★サイズ(1種類)
ワンサイズ
★値段
¥7,800
※詳細はこちら
〈クラフトレザーバンド〉
高級なイタリアンレザーを使用したクラシカルなバンドで特にフォーマルなシーンにおすすめです。
★カラー(2種類)
Obsidian、Ivy
★サイズ(2種類)
S、L
★値段
¥10,300
※詳細はこちら
〈ツートーンレザーバンド〉
高級なイタリアンレザーを使用。さり気ないツートーンいろいろなシーンで活用できます。
★カラー(3種類)
Linen、Charcoal、Chalk
★サイズ(2種類)
S、L
★値段
¥10,300
※詳細はこちら
〈メタルメッシュバンド〉
2023年春発売。
ステンレススチールメッシュを使用し、ファッショナブルなバンドです。カラーは本体に合わせられています。
★カラー(3種類)
Champagne Gold、Matte Black、Polished Silver
★サイズ(2種類)
S、M
★値段
¥16,800
〈メタルリンクバンド〉
2023年春発売。
ステンレススチール性のバンドで高級感溢れるクラシックな腕時計へとチェンジできます。
★カラー(2種類)
Brushed Silver、Matte Black
★サイズ(1種類)
ワンサイズ
★値段
¥25,800
購入時は「アクティブバンド」が大小セットで同封されています。
気になる装着感ですが…。
とにかく快適です。
付けていることを忘れてしまうくらいのフィット感でした。
「Apple Watch」は圧迫感を感じたのですが、こちらはより自然な感じでフィットしており、付け心地は最高峰です。
Apple Watchとのデザイン面(外観)比較表
これからに期待?気になる性能面
実質、第一世代となる「Pixel Watch」。
口コミや実際に私自身も使用してみて性能面はまだまだこれからの部分もあるようです。
こちらでは性能面をご紹介していきます。
使い方によって変わりますので悪しからず。
最大24時間の電池持ち
バッテリー容量は294mAh。
電池持ちは最大24時間とのことです。
ちなみに「Apple Watch」は最大18時間とのことです。「Apple Watch」と比較すると優秀だということが分かります。
※「Apple Watch」の低電力モードだと最大36時間使えます。
ただ電池持ちが悪いという口コミもあります。
設定の工夫が必要なのとどうやら常に脈拍数を測っていることが影響しているようですね。
続いて『充電速度』についてです。
公式サイトには以下のように記載されています。
約30分で50%、約55分で80%、約80分で100%
実際の条件によっても変わると思いますが、1時間半くらいでMAXになる感じですね。
なお「Apple Watch」は高速充電で100%まで約1.5時間とこちらに記載がありました。
口コミには「充電速度が遅い!」という言葉もありましたが、そこまで遅くないようです。
強いて差を考えるとすれば、バッテリー容量と付属の磁気充電ケーブルとなりそうです。
ただこの磁気充電ケーブルですが、独自規格を使用しているため今のところ純正品しか対応できていないようです。この点については若干マイナスポイントでしょうか。
あまり安定はしないようですが、このように充電することもできるようです。
「Apple Watch」との差別化になりそうです。
Googleの機能を手首に装備
「Google Pixel Watch」は、Googleが提供している様々なサービスが利用可能です。
- Googleマップ
- Googleウォレット(Google Pay)
- Googleアシスタント
- Gmail
- Googleカレンダー
- Youtube Music
もちろんスマートフォンを利用したほうが便利ではありますが、普段Googleサービスをよく利用する方には非常に便利です。
Googleマップでは、目的地へのルート案内も可能です。歩きスマホせずに手首で確認できます。
またYoutube Musicは、4GLTEであればストリーミング再生が可能です。Wifiモデルでも保存した音楽を楽しむことができます。
ちなみにGoogle Playを利用してGoogleサービス以外のアプリも使用可能です。
まだまだアプリ数は少ないですが、「Spotify」などを利用できます。
Fitbitの機能性抜群な健康管理とフィットネス機能
Googleは2021年にウェアラブル端末の先駆けであるFitbitを買収しました。
今回「Google Pixel Watch」が発売される前は、「Fitbit」の名でスマートウォッチの発売をしていました。
そして「Google Pixel Watch」では、この「Fitbit」のシステムが重要なポイントとして組み込まれています。
- 心拍数の連続測定
- 睡眠
- トラッキング(質・深さ・時間など)
- 歩数
- 消費カロリー
- 40種類以上のワークアウト
- 呼吸数
- 転倒検知 など
「Fitbit」のノウハウもあり、非常に精度が高いです。
残念な点として、「Fitbit」では使えるいくつかの機能が使えない点があります。
「Fitbit」の方をよりヘルスケアへ寄せているということだと思いますが、多少「Apple Watch」よりも機能数が少ないためマイナスと感じる方もいるかもしれません。
ただ正直なところ利用しないものを入れていても容量が嵩張るだけですのでこの点については人によると思います。
※健康管理機能・フィットネス機能の詳細はこちらです。
ついに「Suica」対応!その他は?
ついにAndroidユーザー待望のFeliCa搭載。そして「Suica」対応スマートウォッチが登場しました。
どこまで対応しているのか、その他の対応はどうなっているのかをご紹介していきます。
結論から申しますと対応をしているのは以下の通りです。
- Suica
- Google Pay
- Visaタッチ決済
残念ながらiDやQUICKPayは利用できないようです。
「Apple Watch」はその点について幅広く対応をしているためマイナスポイントとなりそうです。
そしてもう一点マイナスポイントがあります。
実は「Suica」は「モバイルSuica」ではなく、Google Payを経由したクレジットカード/現金でのチャージとなり、定期券などは非対応です。
十分利用可能ですが、この点については注意が必要です。
その他「Apple Watch」とのスペック比較
Pixel Watch | Apple Watch8 | |
---|---|---|
着信や通知 対応 | ◯ | ◯ |
LTE通信 | ◯ | ◯ |
GPS | ◯ | ◯ |
容量 | 32GB | 32GB |
防水 | 5ATM (水深50m) | 水深50m 防水 |
価格 (GPS版) | 39,800円〜 | 59,800円〜 |
価格 (celluar版) | 47,800円〜 | 74,800円〜 |
celluar版対応 キャリア | au、Softbank | docomo、au Softbank、楽天 ahamo、povo2.0 |
対応機種 | Android8.0以降 搭載の機種 | iPhone |
正直なところ性能面や対応の幅については「Apple Watch」の方が上でした。
ただそもそもの金額帯が2万〜3万円程異なるためその点については仕方ないと思います。
Androidユーザーなら「Pixel Watch」の購入がおすすめ!
「Google Pixel Watch」は、Android8.0に対応しています。
そのため「Google Pixel(スマートフォン)」に限らず、Android機種であれば利用可能です。
逆に「Apple Watch」はiPhoneでしか利用できません。
昨今の円安の影響でiPhoneは高騰しています。その中でわざわざ「Apple Watch」にする必要はないというのが私の考えです。
第一世代のためまだ荒削りな部分もありますが、今のところ使用していて不便なところや突然固まるみたいなこともなく使用することができています。
Androidユーザーでスマートウォッチをお考えの方、ぜひ参考にしてください。
最後までありがとうございました!🙇