五月病にしっかりと向き合う!症状・原因・対策法6選

こんにちは!ふぁるこんです。

今回のテーマは「五月病」です。
5月も後半になっていますが、心身ともに体調は大丈夫ですか?

最大10連休にもなるという大型連休のGWがありました。
そこから早くも2週間以上が経ち、ストレスを感じている人が増えていきているようです。
特に、今年から新しい環境に入った
”転職者”、”新卒新入社員”、”学生たち”などに起こりやすい
と言われています。

実はコロナ禍前後で「五月病」のGoogle検索数が8割減したそうですが、
今年は久々にあまり制限なく開放的なGWを過ごせているせいかじわじわと増えていると言われています。

そんな「五月病」について見ていきます!

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五月病は病名ではない!

実はこの「五月病」医学的な病名ではありません。
GW後、「憂鬱になる」「なんとなく体調が悪い」「出社したくない」などの軽いうつ気味な気分になる症状のことを指します。殆どの場合は、一過性であることが多いですが、業務に支障が出る場合は、医療機関への受診が必要です。
医療機関では、「適応障害」「軽度のうつ」の診断される場合があります。

新社会人に多く見られる症状ではありましたが、最近では転勤や転職など新しい環境に変わるなどの状況下で年令に関係なく見られます。

五月病の原因は幅広い

「五月病」の主な原因は4つです。

  1. 新しい環境へ慣れないから
  2. 新しい人間関係に慣れないから
  3. 理想と現実とのギャップを埋められないから
  4. 理由が特定できない

①新しい環境については、
”仕事内容”、”時間的拘束の増加”、”厳しいノルマ”などの仕事環境の変化がストレスに。
その他にも引っ越しをしたり、生活リズムが変わったりと社会人・学生に関係なく起こる生活環境の変化によるストレスなどが原因となります。

②新しい人間関係については、
”上司・部下”、”先輩・後輩”といった縦の関係だけでなく、付き合う友人の変化や仕事についての社内外の人間関係の変化により、気を使ったりなどでストレスを感じやすくなります。

③理想と現実のギャップについては、
特に新社会人が多く、理想が高い人ほど現実とのギャップに失望感を味わってしまい、やる気の喪失に繋がったりします。また自分自身のスキルについても周りと比べ、劣等感などを感じてしまう人もいたりとここの項目についても多くの人がストレスを感じているようです。

④意外と多いのがこの「理由が特定できない」です。
そもそも思い当たる節がない場合や理由がいくつも思い当たることがあるといったことがあり、
漠然とした不安や様々な思いがひしめき合ってストレスを感じるという場合もあります。

どんな症状・影響があるのか?

医学的な病名がないのが「五月病」です。そのため、症状も様々です。

  • やる気がでない
  • 憂うつ感
  • 不安感
  • 無力感
  • 倦怠感
  • なかなか寝付けない
  • 不眠
  • わけもないイライラ
  • 緊張感
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 吐き気
  • 何故か起こる悲しみ
  • 胃痛
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • ネガティブ思考
  • 集中力の低下 など

ここに挙げたものだけでも非常に多くあります。
症状については、複数出る人もいれば特定の症状しか出ない人もいるため様々です。

次は、「仕事への影響」についてまとめてみます。

  • 業務への集中力の低下(長い間同じ業務をできない、他のことが気になってしまう)
  • 作業スピードが落ちる(同じことを何度もやってしまうなど)
  • ミスが増えた(普段はしないミスをしてしまうなど)
  • 朝起きられなくなった
  • コミュニケーションが思うように取れなくなる
  • 出社できなくなる など

朝起きられないというものには、”眠気がさめない”ということもありますが、物理的に”起き上がれない”という人もいるようです。仕事に支障が出てしまうほどの症状であれば、必ず上司に相談をし、医療機関への受診をおすすめします!

五月病6つの対策法

一般的に言われている対策法のラインナップを載せます。

  • 睡眠を取る・・・普段から規則正しい睡眠リズムを確保したいですね
  • 休暇を取る・・・GWだからではなく、取得できるのであれば休暇を定期的にもらいましょう
  • 運動をする・・・過度なストレスが原因です。運動でストレスを解消しましょう!
  • 仕事の量を抑える・・・新しい環境に慣れるまでは仕事量を調整してもらいましょう
  • 趣味でリフレッシュ・・・ストレス発散にいいですね
  • 相談をする・・・上司や同僚でもいいですし、友だちでもいいと思います。相談することで心が軽くなるのと誰かとの会話はストレス解消になります

ストレスを溜め込まない。上手に解消することが重要です。
ただ自分自身だけでなんとかできることも限られてくると思います。
ですので、周りの人のフォローも大切です。
「最近入ってきて人だな」と感じたら4.5月については、積極的にフォローをしてあげましょう!

冒頭にもありますが、
コロナ禍前後で「五月病」を感じている人が大きく減少したようです。

理由は、
「外出自粛で緊張状態が続いた」や「リモートワークで余計なストレスを感じなくなった」などがあるようです。
どちらにしてもGWなどの長期休暇や休日と平日の差が大きくないというところに要因がありそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
「五月病」は医学的な病名ではなく、メンタル面でのことなのでひとによって捉え方が異なります。

「メンタルが弱いからだ」

「5月だからそんな風に感じているんじゃない?」

などという言葉がけはやめた方がいいと思います。
意外と”メンタルの強弱”に関係なく、普段から仕事人間であるなど平日と休日の差がないから起こっていないだけかもしれません。

兎にも角にも、「五月病」は我慢して良くなるものではなく、下手をすると業務や生活に支障が出てしまうものです。そうなる前に医療機関へ受診するか信頼できるひとに相談をしていきましょう⁉

今回はここまでです。
ありがとうございました!

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