結婚をしない、独身でいる選択をする人が増えている?

こんにちは、ふぁるこんです!

突然ですが、
みなさんは結婚願望ありますか?

昔から減った、減った。と言われているこの結婚願望ある人が減っている問題ですが、どうも国としても問題視しているようです。

つい先日、下記のような速報を見ませんでしたか?
”20代独身男性「4割がデート経験無し」”というようなテロップです。

いきなりのことで「えぇ…。」と思ってしまいましたが、これ内閣府調査のちゃんとしたもので、その他にも調査していることがいくつかありました。

その一つがタイトルにもなっている「結婚離れ」
今回はこのテーマについて進めていきます!

参考にした文献は、つい先日出た内閣府男女共同参画局が出した「令和4年版男女共同参画白書」です。

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ここ数年の離婚件数平均はなんと約20万件

”20万件”、なかなかインパクトありますね。
約40万人が一年間で離婚しているわけですから…。

ただこれだけだと比べるものがないので、ピンとこないと思いますので以下の数値をご覧ください。

年数(年)結婚件数(万件)離婚件数(万件)再婚件数(万件)
2020年52.619.313.9
2019年59.920.816.0
2018年58.620.815.7
2017年60.721.216.1
2016年62.121.716.6
2015年63.522.617.0
2010年70.025.117.9
2005年71.426.218.1
2000年79.826.416.8

実は20万件という数字は確かに多いですが、ここ20年間の中で見ると少ない方です。

ではどこに問題があるのか。

結婚件数がここ数年大きく減少しています。
そしてその減少率が、離婚件数の減少率を上回っているため、現在約3組に1件が離婚をしているという状況が生まれています。

実際には”結婚した3組の内1組”ではありませんが、3歩歩いて、1歩下がるみたいな状況になっています!
ちょっと違いますかね…。笑

ではここで話題を変えて、最近の離婚事情について見ていきます!

この20年で離婚原因が変化している?

https://president.jp/articles/-/54011?page=1

こちらはプレジデントオンラインの記事になります。
こちらの記事の”夫婦別離婚申し立て理由”を参考にさせていただきます。

2000年の離婚原因については、以下の通りです。

夫側が、
1位”性格の不一致”、2位”異性関係”、3位”家族との人間関係”、4位”金銭的問題”と続いていきます。

妻側は、
1位”性格の不一致”、2位”金銭的問題”、3位”身体的暴力”、4位”異性関係”と続きます。

妻側の理由の方が夫側よりも原因が多岐に分かれている点が特徴的です。

それでは2020年の離婚原因を見ていきます。

夫側が、
1位”性格の不一致”、2位”精神的虐待”、3位”金銭的問題”、4位”異性関係”と続いていきます。

妻側は、
1位”金銭的問題”、2位”性格の不一致”、3位”精神的虐待”、4位”身体的暴力”と続きます。

この20年間でモラハラなどの精神的苦痛が原因で離婚をするカップルが増えているようです。
また金銭面についての離婚も増えており、景気や世情を表していますね。

20代女性は5割、男性は7割「配偶者、恋人はいない」

男女共同参画白書/現在の配偶者状況抜粋

男女ともに30代になるとそれぞれ35%と27%まで減少していることがわかりますが、20代では見出しにもあるように他の年代に比べると圧倒的に高く「配偶者、恋人はいない」を選択していることが見受けられます。

※「配偶者、恋人はいない」20代男性:65.8%、20代女性:51.4%

このデータには、この点については過去のものがないためいままでの状況がわかりません。

そのためこれが多いのか少ないのかがわかりませんが、現状の結果として20代は結婚にすぐ結びつきそうなひとの割合が少ないと捉えられますね。

続いて少し母数は増えますが、独身者の結婚願望について見ていきたいと思います!

結婚願望が最もあるのは20代女性、ないのは60代女性

まず男女共に、年齢が上がるにつれて結婚願望がなくなっていました。特に60代女性は、約7割の人が結婚願望がありませんでした。

「結婚意思なし」との回答をしたのは、女性は20代で14.0%、30代で25.4%、男性は20代で19.3%、30代で26.5%。
女性が男性よりも結婚願望がある割合を上回っていたのは、面白いことに20代のみでした。

数値面だけ見ても、現在の結婚を取り巻く環境などが変化していっていることがわかります。

それにしてもなぜ結婚願望を持つ人が減っているのでしょうか?

結婚したくない理由は自由でいたいから…?

男女共同参画白書/積極的に結婚したいと思わない理由抜粋

結婚したい理由もあれば、結婚したくない理由もある!
ということで結婚したくない理由を見ていきます!

積極的に結婚したいと思わない理由について独身の男女で比較すると、
女性で5割前後となっている項目は、
「結婚に縛られたくない、自由でいたいから」、
「結婚するほど好きな人に巡り合っていないから」の2つです。

男性の場合は、5割まで届きそうな項目はありませんでしたが、比較的多い理由は女性と同様の理由でした。

一方で、男女間で差出ているものがあります。

女性の方が高いものとしては、
「仕事・家事・育児・介護を背負うことになるから」
「名字・姓が変わるのが嫌・面倒だから」の2つ

男性の方が高いものは
「結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定だから」というものがありました。

なお年齢によって理由が大きく変化するという点は見受けられませんでした。
変化としては、「当てはまる」「やや当てはまる」の割合が急上昇してというところです。

まとめ(感想)

いかがだったでしょうか?

ニュースでは、デートしたことがない割合!とか恋人がいない割合!のみがピックアップされがちですが、他にも多くのデータが今回も載っていました。

目的としては、昭和と違い人々の考え方や家族の在り方が変わり、補償の内容も変化させていかないといけないであったり、女性の社会進出をどうサポートしていくべきかみたいなところだと思います。

確かにこれだけ家族の在り方が、考え方が変わっていくと今まであった制度が上手く機能しなかったりしそうですね。

先日はパラレルキャリアについてふれましたが、 働き方というビジネス面だけでなくいわゆるプライベートについても大きく変わっていますね。

みんなが自由に何かしらを選べる社会がより進むといいなと思ってます!

それではここまでです。
ありがとうございました!

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