定期的にサロンに通うと平均5,000円〜8,000円かかるジェルネイル。
自宅で気軽にできるセルフジェルネイルは、リーズナブルかつ楽しくできる魅力があり!
趣味として楽しんでいる人もいれば、ネイルチップを販売してぷち収入を得ている人も…!
「美的センスが…。」
「手先が不器用なんだけど…。」
初心者でもポイントを押さえればオシャレなセルフジェルネイルにチャレンジできます。
この記事でわかること
- マニキュアとの違い
- ジェルネイルの種類
- セルフジェルネイルに必要なもの
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ジェルネイルとマニキュア
マニキュア
- 手軽にできる!
- 持続期間は3〜7日
- 自然乾燥で硬化
- 除光液でオフ
- 短期間の利用をしたい方◎
ジェルネイル
- 持続期間は3〜4週
- ライトで硬化
- 乾きが早い◎
- アセトンでオフ
- 幅広いデザインを楽しめる
誰でも手軽にできる「マニキュア」
爪にポリッシュと呼ばれる絵の具やペンキのような液状のカラー剤を塗り、乾かして固めるネイルが「マニキュア」です。
「ネイルを自分でしよう!」
と思った時に一番手軽にトライできます。
ネイルポリッシュ・ネイルエナメル・ネイルカラー・ネイルラッカーとも呼ばれます。
マニキュア | |
---|---|
主成分 | ・合成樹脂 ・顔料 ・有機溶剤 ・可塑剤 など |
持続期間 | 3日〜7日 |
乾かし方 | 自然乾燥 |
完全硬化 | 8〜24時間 ※商品による |
落とし方 (オフ) | 除光液で拭き取る |
デザインの自由度 | 凝ったデザインは難しい |
おすすめな人 | 休日のみに楽しみたい方 |
マニキュアのメリット&デメリット
マニキュアのメリットとデメリットをご紹介します。
- ジェルネイルと比較して揃える道具が少ない
- ドラッグストアなどですぐに手に入る
- ジェルネイルより昔からあるため商品数が多い
- 塗る前に爪を削る必要がなく、爪が薄い方もOK!
- 除光液を利用すればすぐに落ちる
マニキュアのメリットは、なんといってもその手軽さです。
「やりたい!」と思ったらすぐにできるスピード感は魅力的です。
また落とす(オフ)ときも除光液とコットンさえあれば落とせます。
- 剥がれやすくあまり保たない
- 自然乾燥のため、マニキュアが完全に固まるのに時間がかかる
- 有機溶剤に溶かしているため特有のニオイあり
- 塗った瞬間から乾いていくため凝ったデザインは難しい
- ベースコートを省いてしまうと爪へ色素沈着する恐れあり
メリットである手軽さの裏返しとなる部分でデメリットがあります。
商品により異なりますが、もちは短く、硬化時間が長いものが多いです。
マニキュアはこんな方におすすめ!
- 小学生〜高校生
- 休みの日だけネイルをしたい方
- すぐにネイルをしたい方
長持ちが魅力「ジェルネイル」
爪にジェル状の樹脂を塗り、硬化させるものが「ジェルネイル」です。
マニキュアと比べて、専門店でプロにやってもらうイメージが強いかもしれません。
ただ最近は、ジェルネイルキットも多数販売されており、趣味にしている方も多くいます。
マニキュアとの大きな違いとして硬化のさせ方があります。
自然乾燥ではなく、UVライトやLEDライトを照射して硬化させます。
そんな「ジェルネイル」ですが、種類がいくつかありますので後ほどご紹介します。
ジェルネイル | |
---|---|
主成分 | ・ポリマー ・モノマー ・光重合開始剤 ・フィラー ・その他添加剤 |
持続期間 | 3週間〜4週間 ※サロンだと1ヶ月くらい |
乾かし方 | ・UVライト ・LEDライト |
完全硬化 | ・UVライト:2〜3分 ・LEDライト:30〜60秒 |
落とし方 (オフ) | アセトンを使用 |
デザインの自由度 | 自由度は高い |
おすすめな人 | ・長くネイルを楽しみたい方 ・試行錯誤してみたい方 ・おしゃれなデザインにしたい方 |
ジェルネイルのメリットとデメリット
ジェルネイルのメリット・デメリットをご紹介します。
- もちが良く、長く楽しめる
- ライトを使用すればすぐに硬化する
- マニキュアと比較するとニオイは少なめ
- 一度、道具を揃えればいつでもできる
- 100均一などに様々な種類が発売され、試行錯誤できる
なんといっても長持ちすることが特徴のジェルネイル。
そして硬化の時間は短く、ライトを当てるまでは固まらないため、デザインを工夫することがマニキュアより容易です。
セルフジェルネイル用の商品は年々増加し、特に100均一はバリエーションが豊富で見ているだけでも楽しめます。
- 専用のツールを準備する必要がある
- 落とすのが大変
- 正しく落としてケアをしないと自爪にダメージ
やはり道具が必要なため、そこが手間となってしまいます。
また正しく利用しないと自爪がダメージを受けてしまいます。
この辺りはデメリットになってしまいますが、道具を揃えてやり方さえ覚えてしまえば楽しくできるのがジェルネイルです。
ジェルネイルはこんな方におすすめ!
- ネイルを長持ちさせたい方
- 人とは違った凝ったデザインを楽しみたい方
ジェルネイルの種類
実は一口に「ジェルネイル」と言ってもいくつか種類があります。
「どのジェルネイルが自分に合う?」
「なにが違うの?」
という方はぜひチェックをしてみてください。
特徴で選ぶ!ジェルネイルの種類3つ
まずは特徴別にみていきます。
大きく以下の3種類に分けられます。
- ハードジェル
- ソフトジェル
- ピールオフジェル
ハードジェルは上級者向けです。
強度があり、3Dネイルや長さ出しができることが特徴です。
強度があるため傷つきにくく、発色が良いというメリットがあります。
デメリットとしては、落とす際にしっかりと削る必要があるため、自爪が傷つきやすいという点があります。
最近では、仕上げのトップコートだけハードジェルを使用することも増えています。
最も一般的でネイルサロンでもよく利用されるのがソフトジェルです。
ハードジェルよりも強度はありませんが、軽くナチュラルに仕上がるため人気が高いです。
またカラーの部分のみ削ればアセトンで除去できるため自爪を傷つけにくいというメリットもあります。
デメリットとして長さ出しに使いないという点があります。
シールをはがすように簡単に除去できるジェルネイルをピールオフジェルと言います。
ネイルを落とす際、最も落としやすいため仕事などでネイルが出来ない方やコストを抑えてネイルを楽しみたい方におすすめです。
ソフトジェルの種類3つ
- パラジェル
- カルジェル
- バイオジェル
上記3つは全て、ソフトジェルのことです。
ジェルの材質が違うのではなく、メーカーの違いとなります。
メーカーによって仕上がりや特徴が変わってきますので要チェックです。
パラジェル | |
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特徴 | ・硬化が早い ・発色が良い ・自爪のダメージが少ない |
注意点 | 水分が透過しないため、 浮いたら素早い付替えが必要 |
日本人が開発に携わっているソフトジェル。
プロのネイリスト向け商品となります。
カルジェル | |
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特徴 | ・自爪のダメージが少ない ・軽く、ソフトな付け心地 ・長持ちする |
注意点 | 講習を受けないと購入できない |
こちらもプロのネイリスト向けの商品です。
購入するには講習を受ける必要があるため一般の方はあまり利用しないソフトジェルです。
伸びがよく、出来上がりも軽やかです。
バイオジェル | |
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特徴 | ・強度が高い ・長持ちする ・手入れが比較的簡単 |
注意点 | つける際に少し自爪を削る |
強度が比較的強く、ツヤ感ある美しい仕上がりとなるため人気があります。
プロ向け商品ということでもないため、初心者でも手の出しやすい商品です。
使用感で選ぶジェルネイルの種類
現在、ジェルネイルは様々な商品が発売されています。
ここでは使用感で差別していくため、特徴と一緒にご紹介します。
塗る工程で選ぶ
- 一般的なジェルネイル
一般的なジェルネイルは、以下の順序重ねて使用します。
①ベースジェル
②カラージェル
③トップジェル
それぞれが役割があり、重ねていくことでネイルを完成させるジェルネイルです。
手間はかかりますが、デザインの幅は広くなります。
- ワンステップタイプのジェルネイル
一般的なジェルネイルの3つが一つになったオールインワンタイプです。
複数のジェルを重ねる必要が無いため手間がなく、時短ができます。
ただデザインの幅は狭くなります。
形状で選ぶ
- ジャータイプ
最もメジャーなタイプでネイルサロンではほとんどがこちらを利用しています。
様々な筆を使ってアートなどを試したい方におすすめです。
本格的なネイルを味わうことができます。
- ボトルタイプ
キャップが筆と一体化しているネイル。
マニキュアと同じ感覚での利用できます。
どちらかといえば、ワントーンネイルにおすすめです。
- ペンタイプ
ボトルタイプと似ていますが、よりペンの感覚に近いタイプです。
使いやすさはピカイチで初心者でも手軽に行なえます。
ペンの柄の部分にジェルが入っていて、ダイヤルを回すことで使える仕組みです。
- シールタイプ
液状のジェルを半分だけ固めたネイルチップ上のアイテムです。
塗る必要がなく、爪に貼ったら固めるだけで完成です。
誰でも手軽にできますが、使い切りになるためコスパは悪くなります。
セルフジェルネイルのはじめるために必要なもの
ジェルネイル始めるには、道具を揃える必要があります。
初めてセルフジェルネイルをする方には、馴染みがない道具もあるかと思います。
ここでは「絶対に必要なもの」と「あると便利なもの」をご紹介します。
セルフジェルネイルに絶対必要なもの12選
私は上記の『ジェルネイルキット』で必要なものを揃えました。
ひとつひとつ購入することも可能です。
購入する際は「絶対に必要なもの」が揃っているものを購入しましょう。
ジェルネイルを行うにあたり、必ず必要な道具はこちらです。
- LEDライト or UVライト
- ベースジェル※
- カラージェル※
- トップジェル※
- ネイルブラシ※
- ジェルリムーバー(アセトン)
- ネイルバッファー(爪やすり)
- 消毒用エタノール
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- コットン
- ウッドスティック
※ベース・カラー・トップは、一体化のものでも可。
※ネイルブラシは、ジャータイプのみ使用。
ジェルネイルを硬化させるために必須のアイテムです。
UVライトの方が比較的安価です。
LEDライトは肌に優しく、硬化速度が早いというメリットがあります。
使い方 | 内部に指を入れ、ライトを照射 |
購入場所 | ・100均一 ・雑貨屋さん ・ECサイト |
3つを一気にご紹介します。
「ベースジェル」
自爪との密着度を高め、カラージェルび定着を良くするために使用するジェルです。
「カラージェル」
ベースジェル後に塗るメインのジェル。
単色カラーやラメ入りなど様々な商品が発売されています。
ネイルの個性を決めるジェルです。
「トップジェル」
マニキュアでいうところのトップコートです。
仕上げに塗ることでカラージェルの保護と光沢を与える重要なジェルです。
使い方 | ベース→カラー→トップ の順番に塗り重ねていく |
購入場所 | ・100均一 ・雑貨屋さん ・ECサイト |
最近ではセリアやDAISOなどを始めとした100均一の商品が激アツです。
ですが初心者の方はまずセットの購入がおすすめです。
上記は「セリア」の商品です。
種類はもっとあります。
ぜひ好きなものを選んでください。
ネイルを塗る際に使用します。
ジェルブラシとも呼ばれます。
使い方 | ジェルを塗る際に使用 デザインを作るときも利用できる |
購入場所 | ・100均一 ・雑貨屋さん ・ECサイト |
※コットンやアルミホイルとセットのものも販売されています。
ジェルネイルをオフ(除去)する際に使うアイテムです。
マニキュアと異なり、拭くだけでは取れないためトップとカラーは削って落とし、こちらのジェルリムーバーでベースを落とします。
使い方 | トップとカラーを削った後、 ベースを溶解して落とす |
購入場所 | ・100均一 ・雑貨屋さん ・ECサイト |
ネイルバッファーというと聞き慣れませんが、爪やすりのことです。
爪の表面を整え、ジェルネイルを乗りやすくさせる役目があります。
また仕上げの際により美しく見せるためにも使用します。
使い方 | 最初に爪の表面を整える トップ硬化がに整える |
購入場所 | ・100均一 ・雑貨屋さん ・ECサイト |
ジェルネイル用でなくてもいいので必要なものがあります。
一気にご紹介しています。
その他必要なもの
- 消毒用エタノール
水分・油分が残っているとネイルが取れやすくなります。
施術前に手指や爪の消毒と油分除去に必須のアイテムです。
また未硬化ジェルクリームの代わりに硬化しない部分の拭き取りにも利用します。
- キッチンペーパー
爪やすり後の拭き取りやジェルブラシに汚れ取りなどに使用します。
万能なアイテムです。
- アルミホイル
コットンと組み合わせて、ネイルをオフする際に使用します。
またジェルを出したりする際の受け皿にも使う方はいます。
- コットン
消毒用エタノールやアセトンを含ませて使用します。
特にオフする際は必須アイテムです。
- ウッドスティック
甘皮処理やネイル時にはみ出たジェルの除去、デザインを作る際などで使用します。
セルフジェルネイルにあると便利なもの4選
- キューティクルリムーバー
- プッシャー
- ニッパー
- ピンセット
キューティクルリムーバー・プッシャー・ニッパーは、甘皮を取り除く際に使用。
甘皮処理はネイルを行う上で必須ではありませんが、大切な工程です。
気になる方は揃えておきましょう。
ピンセットは、ネイルデザインを作っていく際にパーツを置いたりするときに便利です。
今回は、初心者の方向けに「セルフジェルネイルの準備」についてご紹介いたしました。
「ジェルネイル=ネイルサロン」というイメージが強いですが、今では多くの方がセルフジェルネイルにハマっています。
次回以降は、具体的なやり方や商品についてご紹介していきます。
最後までありがとうございます。
次回をお楽しみに!