2022年の夏は値上げ祭!なにがなぜ値上げ?

こんにちは、ふぁるこんです!

7月に入り、より一層夏を感じるようになりました。

夏は、”個人消費が大きい”と言われています。

そんな夏に、値上げが更に進んでいます。
そんな状況でなにが?どんな理由で?値上げしているのかをまとめてみたいと思います!

しかしながら7月は約1600品目値上がりするようですので、一部を紹介と形になります・・・!

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値上げラッシュの概要

値上げラッシュが始まったのは2022年に入ってから。

こちらは値上げではありませんが、コロナ禍で海外からの輸入が困難となり、マクドナルドのポテトが一時販売休止になったのは記憶に新しいと思います。

海外輸入が困難になり、値上げに踏み切るなどで2022年1月から徐々に値上げラッシュが始まりました。

値上げラッシュは食品をはじめとして進んでいます。
しかし値上げに踏み切るのは食品だけではありません。

原因や状況について確認していきましょう!

値上げの原因は?

世界的なインフレが時代に突入しています。

様々な理由が相互し、大きな影響を及ぼしています。
ご存知のことが多いですが、少しまとめますね!

  • 原油や天然ガスなど資源価格の上昇
  • 原材料価格の高騰
  • 輸送費の高騰
  • コロナ禍での供給不足
  • 米国の景気回復と人手不足が引き金の人件費高騰
  • 記録的な円安

重なり合う部分が多くなりますが、細かく分けるとこのような形でしょうか。
ここからは大枠で説明しますね!

原因①:原油や天然ガスなど資源価格の上昇

新型コロナウイルス感染拡大防止から経済活動の再開へと世界的に舵を切りました。
いきなりの再開で急激にエネルギー需要が高まったことが影響し、資源価格の上昇となりました。

またそこにウクライナとロシアの戦争が重なるような形となっています。

ガソリンなどについては国の補助金政策などにより、多少は防げていますがその影響は計り知れず、輸送費の高騰にも繋がっています。

原因②:原材料価格の高騰と供給不足

まずコロナ禍において、世界的に物の供給が追いついていません。
特に輸出入に頼っている国に関しては大ダメージを受けています。

また記録的な猛暑や少ない降水量などの天候不良や生産性低下により馬鈴薯を始めとした原材料の収穫量が減少しています。

その影響を受けて、価格高騰となっています。

更に追い打ちをかけるようにウクライナ情勢の悪化によって原油や小麦粉なども価格が高騰し、輸入割合が高い原材料を中心に、価格の値上がりが続いている状況ができてしまっています。

原因③:人件費の増加

円安を引き起こした背景としてアメリカの景気回復による人手不足の深刻化があります。

コロナ禍で経済状況が悪化したことで人件費を確保するための値上げに踏み切る企業は少なくありません。

物価が高騰しているのだから給与を上げてほしいと考えている人は私も含めて多いと思います。その中で企業努力で賄ってきていたところもあると思いますが、徐々に限界に近づいていると言えます。

原因④:記録的な円安

半年で20円以上も円安になりました。
しかもコロナ禍で海外の観光客を受け入れることができない、日本の商品をたくさん買ってもらえることができないという中での円安は厳しいと言わざるをおえないですよね。

原因①〜③全てに関わってきていますが、海外からの輸入に頼っているものについては非常にコストがかかっている状況です。

円安となった背景として、アメリカの景気回復による急激なインフレがあります。

高いインフレ率にブレーキをかけるために金利を上げたため、高金利の米ドルが買われ、低金利の日本円が売られたため円安となったようです。

原因について4つにまとめましたが、相互に関わっており、それぞれが悪影響を及ぼして現状があります。

値上げの状況は?

円安の影響によるものですが、Appleが7月1日に各種製品の値上げをしたことが大きな話題となりましたね。

iPhoneシリーズで最大4万円、iPadシリーズは最大6万7000円の値上げとなるようで結構大きいですね。

ではその他の値上げの状況はどうなっているのか見ていきましょう!

まずは最も気になる食品から!

家計に大ダメージを与える食品値上げ動向

値上げの原因は上記していますが、以上のような理由で食品はもう既に多くの品目で値上げが行われています。

結構キツイですよね・・・。
どのような状況か見ていきましょう!

帝国データバンクの集計(6月30日時点)によると、主要食品会社の7~8月の値上げは、原材料価格の高騰などを背景として定番商品を中心に4229品目で実施。年内累計では予定を含めて既に延べ1万5257品目に達し、最終的には2万品目を超える可能性が高いという。

時事通信社記事より

上記されている帝国データバンクの調査結果をもう少し見ていきます。

7月に値上げされる品目数→1,588品目

8月以降に値上げされる予定品目数→7,218品目

だそうです。なおもう既に値上げがされている品目数は、6,451品目とされています。平均値上げ率は13%ということで捉え方は異なるとしても個人的には、1割は大きいな!と思います・・・。

主な食品分野価格改定の動向
加工食品調味料酒類・飲料菓子
品目数6,7122,6273,585939
値上げ率平均15%11%15%12%
原因水産品
物流・包装資材
円安
水産品
包装資材
円安
小麦価格
PETボトルなど
容器価格の上昇
円安
じゃがいも
砂糖
包装資材
主な品目水産加工品
ハム・ソーセージ
冷凍食品
ドレッシング
マヨネーズ
だし製品
甲類焼酎
チューハイ
ビール・発泡酒
炭酸飲料
スナック
チョコレート
アイスクリーム
帝国データバンクの調査結果を参照に作成

商品以外の値上げは?

食品は、毎日目にするもので非常にわかりやすく値上げされていますし、ニュースにも取り上げられています。

ではその他の値上げ状況はどうなっているのか?
こちらも帝国データバンクの調査結果を見てみましょう!

調査によると”2022年4月以降に値上げ実施済・予定企業”は、全体で68.5%だそうです。

値上げが比較的進む業種
  • 飲食料品・飼料製造・・・91.3%
  • 建材・家具、窯業・土石製品卸売・・・89.1%
  • 飲食料品卸売・・・88.5%
値上げが比較的進まない業種
  • 運輸・倉庫・・・51.2%
  • 不動産・・・29.6%
  • 情報サービス・・・12.0%

”値上げが比較的進まない業種”については、競合他社との兼ね合いで値上げすることでのダメージが大きいという理由で人件費や燃料費など上昇した分を値上げしにくいということでした。

7月に値上がりするものは?

<値上げ一覧・更新>モスバーガーも、ほんだしも、タイヤも、電気代も…2022年/東京新聞

上記は東京新聞WebのサイトURLです。
値上がりする品目についてまとめているページになるので気になる方はぜひ覗いてみてください♪

こちらでは7月に値上げする主なものをご紹介します!

値上がり品目①:食パン

2022年に一度値上げをしていますが、食パンなどの小麦製品の値上げがされました。

食パン以外だと、家庭用小麦粉や菓子パン、ミックスが値上がりしています。

値上げ率は、大体 2%〜11%となっています!

値上がり品目②:食用油

菜種油 、大豆油 、コーン油 、パーム油などの家庭用食用油の値上げが各社されています。

キャノーラ油やサラダ油は2022年2月より徐々に値上げを行っていましたが、7月はその他の油製品の値上げとなっています。

9月にはマーガリンの値上げもあるようです・・・。

値上がり品目③:飲料

暑い夏の時期ではあります、飲料品についても値上げになるようです。

アルコール製品だけでなくお茶やコーヒー、輸入ミネラルウォーターも値上げの対象となっています。

値上げ率は、5%〜15%となっています。

値上がり品目④:菓子類

6月にはアイスクリームなどが値上げをしていました。

7月はチョコレート菓子が値上げとなります。
ストレスや疲れがたまる夏の癒やしが・・・。という感じですね。

菓子類についてはステルス値上げが話題となっていましたが、今回も値段はそのまま内容量が減らすということで対応する企業もあるようです。

大体10〜30円の値上りが多くなっています。

その他、ファミリーレストランや日用品、そして光熱費の高騰もあります。
買い渋るケースが今後増えていきそうですね・・・。

物価上昇を見越した対応をしていく!

コロナ禍やウクライナ情勢については一時的なことですが、今後も物価上昇が続くことが予想できます。

その中で現在、日本においては給与が上がらないことが問題となっています。

なにか手を打って、物価上昇と付き合っていかないといけない状況にあるのではないでしょうか?

その方法のヒントになればと思い、紹介します!

節約

節約と言うと、この時期は電気代などの節約が思い浮かぶでしょうか?他にも食費を削減などの節約が思い浮かぶと思います。

もちろん余計な電気を消すことなどは日常的にやるべきだと思いますが、我慢をする節約は続きませんし、そこまで大きく金額を抑えることはできません。

そのためオススメとしては固定費を減らすです!

例えば・・・。

  • 家賃
  • 保険料
  • 通信費

などがあります。
無理なく、ストレスを溜めないような節約をぜひしてください♪

収入を増やす

文字だけで書くと簡単ですが、そんなに簡単ではないのが収入を増やすです。会社に務めている人がそんな簡単に収入を増やすことはできないと思います。

なにかを商材を売りつけたいわけではないのですが、やはりオススメは”本業以外の収入源を作る”ことです。

以下、参考までに載せますのでもしよければ今後の参考にしてみてください♪

自分のスキルを売る!

今話題のスキル市場です。こちらの記事をもしよければ見てください♪

【トレンドを捉える!】自分のスキルを売る「スキル市場」とは?

PCスキルやITスキル、その他どんなスキルでも売り方次第で売れるような時代です。

今やっている本業を少し工夫して活かしてみたり、本業では全然使わないけど実は持っているスキルを使ってみるといいかと思います!

ブログなどでアフィリエイトを行う!

参入者は減ってきていますが、以前よりあるアフィリエイトもオススメです。

いまではyoutubeやInstagramを使ったアフィリエイトもできるようです。

自分が使ったことがあるものを紹介して、商品を買ってもらうこと金額が発生します。
文章を書くのが得意な方はオススメです♪

副業が認められ、推進されるような時代になりました。
時間がある方、ない方いらっしゃると思いますが、副業を行うことで収入源の数を増やすということは方法としてあると思います。

転職を考えることも1つかなと思いますので今後のキャリアについてぜひ考えてみてください!

資産運用

少し怖いイメージもある資産運用ですが、お金を増やすという面においては活用することも1つの手段だと思います。

高リターンを狙うと高リスクにどうしてもなってしまうため、そこまで高リターンを狙わずに堅実に行っていくといいかと思います。

こちらについてはにわか知識に語るわけにはいかないとためしっかりと自分自身で調べて行っていくことをおすすめします!

まとめ

2022年は物価高騰の年ですね。

震えるほど値上げ品目がありますが、それも収入が増えないでただ値上げだけされているからだと思います。

値上げについてはどうしても今の情勢を考えると仕方ないことですので、どう値上げと付き合っていくかを考えていくべきだと個人的には思います。

上手に値上げと付き合い、今後の不安をなくしていけるといいですね。

それでは今回はここまでです。
ありがとうございました!

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