「夜、寝付きが悪い」
「寝ている最中に、起きてしまう」
「朝起きても疲れが取れていない」
睡眠について、色々な悩みを抱えている人がいます。
コロナ禍以前も多かったと思いますが、変化の大きなコロナ禍に「睡眠の質」が大きく注目されてきました。
それは、睡眠の調査数や商品数の増加にも繋がっています。
今回はそんな「睡眠の質」に関する調査を2つ一緒に紹介していきます。
※この記事は「PR TIMES」に掲載されているプレスリリースを参照しています。
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調査概要
今回は調査結果を2つをご紹介いたします。
メインに取り扱うのは右記の「睡眠の質に関する調査」となります。
睡眠の質と睡眠ノウハウに関する意識調査
■調査元
Emma Slepp Japan合同会社
※コーポレートサイト:https://emma-sleep-japan.com/
■調査対象
全国の20歳~59歳男女1,065名
■調査方法(期間)
インターネットでのアンケート調査
(2022年8月8日〜8月10日)
睡眠の質に関する調査
■調査元
マイボイスコム株式会社
※コーポレートサイト:https://www.myvoice.co.jp/
■調査対象
「MyVoice」のアンケートモニター10,106名
■調査方法(期間)
インターネットでのアンケート調査
(2022年8月1日〜8月5日)
★睡眠の質と睡眠ノウハウに関する意識調査のプレスリリースはこちら
★睡眠の質に関する調査のプレスリリースはこちら
結果のまとめ(サマリー)
私たちの人生のおよそ1/3を占めると言われている睡眠。
その睡眠への悩みや不満がある人が非常に多いようです。
特に日本は『不眠大国』という不名誉なレッテルも貼られています。
- 結果概要①(マイボイスコム)
- 睡眠の質に悩みや不満がある人は6割超、更にその6割が普段の生活に影響があり
- 睡眠の質をより良くするために「睡眠の質向上・快眠を目的とした商品(約15%)」を利用したい
- 結果概要②(Emma Sleep)
- 「7時間以上~8時間未満(38.9%)」の睡眠が理想と考えている人が最多な一方、実際の睡眠時間は「6時間以上~7時間未満(33.1%)」と回答した人が最多
- 約9割の人が睡眠の質に関して何らかの悩みを抱え、その原因の約半数がストレス(44.7%)
3人に2人が睡眠の質に悩みや不満があり
- 睡眠の質について、悩みや不満を感じることはありますか?
- 感じている(66.6%)
睡眠の質に悩みや不満がある人は「慢性的に感じている」「いつもではないが、感じることがある」を合わせると約66%という結果となりました。
慢性的に感じている人も24.2%と少なくない結果です。
またMyVoiceによると以下のような傾向があるようです。
- 特に30代女性が8割弱を占めて多い
- 胃の状態や頭痛・疲れやすい・ストレス・なんとなく調子がよくないなど身体の悩みを持つ人でも高い傾向
一番多い悩みは「寝ても疲れが取れない」
Emma Sleepの調査も見ていきます。
『あなたが睡眠の質で感じている悩みがあれば教えてください』という質問に約9割の方が、睡眠の質への悩みを抱えていると回答していることがわかりました。
睡眠の質で感じている悩みについては上記のような結果です。
最も多い悩みが「寝ても疲れが取れない(44.5%)」。
続いて、「途中で目が覚める(42.8%)」、「すっきり起きられない(36.6%)」という結果になっています。
そして『睡眠の質を下げている原因』としては次のようになっています。
最も多かったのは「ストレス(44.7%)」でした。
続いて「加齢(25.3%)」、「運動不足(22.6%)」という結果になっています。
また「子供が夜泣きする」など外的要因についても様々あり、そこが原因で睡眠の質を下げているという結果にもなっています。
6割が睡眠の質低下が生活へ影響
睡眠の質に悩みがある方で普段の生活にどの程度影響を与えているのでしょうか?
- 睡眠の質は、普段の生活に影響がありますか?
- 影響がある(60.3%)
影響がある人は、「影響がある」「やや影響がある」を合わせて6割を超える結果となっています。
逆に影響がない人は「影響はない」「あまり影響はない」を合わせて13.3%しかいないという結果です。
どちらともいえないという回答が一定数いらっしゃいますが多くの方が生活への影響を感じているという結果でした。
睡眠の質を上げるために
睡眠の質を上げるためにできることは多くあります。
それぞれ別の切り口で質問をしてありましたのでご紹介します。
睡眠の質を良くするために利用したい商品・サービスは?
- 睡眠の質をより良くするために今後実施・利用したいサービスはありますか?
- 睡眠の質向上・快眠を目的とした商品を使う(14.9%)
「睡眠の質向上・快眠を目的とした商品を使う」が14.9%と最も多くの回答を得ていました。
続いて「サプリメントや市販の薬、漢方薬を使う」が9.6%です。
その他にも最近増えている「睡眠の質向上・快眠効果をうたった機能性食品・飲料を摂取する(8.9%)」や「睡眠アプリを使う(4.1%)」と今どきな回答もありました。
その一方で「特にない」が64.0%とあまり興味を持っていない層が多くいるという結果になっています。
睡眠についての機能性食品について以下の記事でいくつかご紹介しています!
ぜひ見てください♪
起床時の疲労感軽減?話題の睡眠の質改善ドリンク森永「睡眠改善」のレビュー&口コミリサーチ 睡眠の質にこだわる人が今増えています!知っている睡眠ノウハウ1位はスマホやパソコンを寝る前に見ない
続いてEmma Sleep調べでは、上図のような質問を行っています。
知っている睡眠ノウハウ第一位はダントツで「スマホやパソコンを寝る前に見ない」でした。
続いて「お風呂にゆっくりつかる(51.5%)」となっています。
『知っている睡眠の質を上げる方法』についての質問では、おおよそどのノウハウも約3人に1人は知っているという結果でした。
これは日本人が睡眠についての興味が高いという結果とも取れます。
ではそのノウハウをどの程度活用しているのでしょうか?
結果として約25%が「現在実践中のものはない」と回答していました。
また下図から分かるように約75%の人は、睡眠の質が下がるとわかっていても寝る直前までスマホやパソコンを見ていると回答。
睡眠への意識は高い一方で、なかなかノウハウを実践できていない状況が見て取れる結果となりました。
実践できているものとして多いのは、「食事の時間」についてや「部屋の照明」についてでした。
比較的簡単にできるものは取り組めているようです。
睡眠時間の理想と現実
理想の睡眠時間は7時間〜8時間
理想の睡眠時間として最も多くの回答を集めていたのは、「7時間以上~8時間未満」でした。
続いて「6時間以上~7時間未満」が25.5%という結果になっています。
予想よりも少ない時間を理想と考えているようですね。
では実際は何時間の睡眠となっているんでしょうか?
実際の睡眠時間は6時間以上~7時間未満が最多
最も多かったのは「6時間以上~7時間未満」でした。
理想よりも1〜2時間短い睡眠となっているようです。
一方で理想通りの睡眠を取れている人は15.2%と低い結果です。
睡眠の質についても大切ですが、そもそもの睡眠時間が足りていないということが分かる結果となりました。
日本では睡眠についての興味・関心が高まっています。
その証拠に睡眠に関するグッズや食品が多数販売され、売れ行きも好調です。
しかしながらまだまだ理想と現実が離れていて「不眠大国」からの脱却は遠そうです。
それではここまでです。
最後までありがとうございました!🙇