働き方の変遷〜昔と今の働き方の違い!〜

こんにちは!ふぁるこんです。

今回のテーマは、

「昔の働き方と今の働き方の違い」についてです!

つい数年前には”ワーク・ライフ・バランス”という言葉が流行り、最近では”働き方改革”が進んできています。
今後も世の中の変化に合わせて、働き方は変わっていくと思います。
そんな変わっていっている「働き方」を昔と比べてみたいと思います!

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なぜ働き方が変わっていくのか?

正直、働き方が変化していくことは当たり前のことであり、変化しないことの方が不健全であると思いますが、この疑問について考えていきます!

ポイントは3つです!

  1. 育ってきた環境の変化
  2. 技術の発展により、仕事内容に変化が起きた
  3. インターネットの普及により海外などの情報が入ってくるようになった

全ては技術の発展が仕事内容に変化を及ぼしています。
1つ1つチェックしてみましょう!

①育ってきた環境の変化

技術の発展だけでなく、育ってきた時代の中で起きた出来事が関係してそうです。
”高度経済成長期”や”バブル”、”リーマン・ショック”などその時代で起こった出来事がその後の職場環境を変えていっています。

②技術の発展により、仕事内容に変化が起きた

技術の発展は、”今まであった仕事をなくし”、”新たな仕事を創造”していきました。
その影響もあり、仕事内容の変化が職場環境の変化に繋がっていっています。

③インターネットの普及により海外などの情報が入ってくるようになった

狭い情報の中では大きな変化はあまり起きません。インターネットの普及により日本全国・世界各国の情報を手に入れることができました。
特に欧米の働き方に倣うように働き方がどんどんと変化していっています。

どのような変化があったのか

それでは本題です。
変化は”昔”→”今”と簡単に言えるものではありません。そのため時代の流れを意識しながら説明をしていきますね!

サラリーマンが誕生した大正時代

かなり遡りましたが、実はサラリーマンが現れたのは1920年代と言われています。
第一次世界大戦で起きた”大正バブル”は日本の産業構造を大きく変化させました。
その変化のひとつが事務職の誕生です。
”仕事=力仕事”というものから”頭脳を使った仕事”が生まれることで働き方が変わりました。

これがサラリーマンの原型です。

終身雇用が誕生した高度経済成長期

第二次世界大戦経て、日本は高度経済成長期に入りました。
昭和時代でいまのサラリーマンの基礎的な部分が形成されました。
そのひとつが「終身雇用制度」です。

国の労働党制により職場の固定が行われたことやライバル企業よりも優位に立つために長期間の育成を図り、人材を確保するという理由から「終身雇用制度」が生まれました。

今は少なくなりつつある日本ならではの働き方の基礎となっています!

長時間労働の終了(1日8時間労働へ)

1日8時間が長時間労働ではないのかという疑問は一旦置いてください。笑

実はこの長時間労働問題は、高度経済成長期より以前に問題視され、第二次世界大戦終了後の1947年に労働基準法にて”1日8時間労働”が制定されています。

背景として、
海外からの動きに影響を受けています。18世紀〜19世紀にアメリカやイギリスで長過ぎる労働時間を減らす動きがでます。そして、法改正が行われたのが最初です。
その後、1919年に開催された国際労働機関第1回総会で「1日8時間・週40時間」という原則が国際的なスタンダードとして定められました。

もう100年以上も1日8時間労働が行われているのですね。

進む週休2日制

今だと「完全週休2日」と「週休2日」だと意味合いが違う!と言われますが、「週休2日制」は1965年に採用されました。

「週休2日制」を日本で初めに導入したのは「松下電器産業(現在のパナソニック)」です。
創業者の松下幸之助氏によって”一日休養、一日教養”という指針のもと実施され、もともとは「2日ともに好きに休め」というものではありませんでした。

その後「週休2日」は他の企業にも広がり、今では「週休3日」という企業も出てきていますね。

バブル崩壊による就職氷河期

働けば働くほど給料が増え、残業も苦ではなかった時代が、1990年に終わりました。
日経平均株価が39,000円にも届くかという1989年から20,000円を割るほどまでに急落した1990年にバブルが崩壊しました。

バブルの崩壊でこれまで調子の良かった企業が次々と崩壊し、「就職氷河期」が始まります。
また安定していた企業の崩壊により、1998年以降からは「終身雇用制度」の崩壊も始まります。

”人手が余ってしまう”、”大きい企業でも倒産してしまう”という要因から日本独自に築いてきていた働き方が崩壊をし始めたのがこの時期です。

浮き彫りになるブラック企業問題

ここまで来るとだいぶ最近の出来事のように感じられますね。

2000年代になり、労働基準法などを無視した「ブラック企業問題」が出てきました。
社員を使い潰すかのような過酷な環境下での労働で、大きな社会問題となりました。

この頃にはインターネットの普及が進み、情報が出回るようになったことも影響し、
「ブラック企業」と「ホワイト企業」の間で大きな人気の差
が生まれました。

リーマン・ショックなどの不景気などが影響したことを背景にブラック企業が増え、労働者に対する過度な負担により、過労死が急速に増えてきたのもこの時代です。
今では考えられないような働き方、労働環境が見られた時代です。

働き方改革

労働環境と並んで問題視されていたのが「少子高齢化問題」です。
生産年齢人口の減少が予測され、ただでさえ劣悪な労働環境に対し、取り組んでいたのにも関わらず、少子高齢化問題で深刻な人手不足による生産性の低下や労働環境の悪化が懸念されました。

そこで政府が打ち出しのが「働き方改革」です。
2019年に打ち出された「働き方改革」には複数の目的があります。

  • 長時間労働の是正
  • 多様で柔軟な働き方の実現
  • 雇用形態に関わらない公平な待遇の確保 などです。

企業という組織の枠がなくなり、より個人のスキルや能力を重視するような改革が始まりました。

コロナ禍がもたらした変化の令和時代

「働き方改革」が始まってすぐ、世界はコロナ禍へと変化しました。
新型コロナウイルスは、昨今のデジタル化と合わさり、世界中に働き方に変化をもたらしました。

”テレワーク”や”リモートワーク”、”副業”など今までは考えられないような働き方が今では主流になっていたりします。
また転職者の人数も非常に増え、企業として組織を大切にするよりも個人のキャリア形成に重きを置く人が増えていいます。

働き方の新常識

  • 長時間労働の是正
  • 柔軟な働き方
  • 雇用形態に関わらない公平な待遇の確保
  • 副業の解禁
  • 有給休暇の取得義務化
  • 産休、育休の推進
  • テレワーク、リモートワークの増加
  • フリーランス

上記に一覧として載っていることは全て最近の変化となります。
ただ刻一刻と変化していく中でどんどん情報が古くなってくるものでもあります。

世代によっていきてきた、見てきた時代背景が異なります。
どんどんと情報をアップデートしていかないといけませんね!

まとめ

いかがだったでしょうか?

昔では考えられなかったことが現在は日常であったり、今じゃ考えられなかったことが昔は平気でされていたりと「働き方」についても変化をしていっています。

2022年も10月に「男性版育休」ができたり、毎年変化をしています。
取り残されないようにどんどん新しい情報を手に入れ、受け入れていくことが大切です⁉

それではここまでです。
ありがとうございました!

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